金沢を拠点に、伝統や手工芸といった枠にこだわらず『自分がいいと思うものづくり』をされている竹俣勇壱さん。
こちらのレンゲは、鍛金(たんきん)と呼ばれるステンレスを切り出した板を叩いて鍛えていく工程で生まれた鎚目模様と、あえて焼きを入れることで出したアンティークのような色合いが特徴です。
しっかりと叩いて鍛え抜かれたステンレス製のレンゲは、薄くてもしっかり固く、強度は十分。
レンゲと聞くと、炒飯やラーメン、スープなどを食べる際に使うもの…というイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、実はそれ以外のお料理をいただく際にもとっても便利で合理的な形状をしています。
特にこのレンゲは厚みがとても薄いので掬いやすく、料理の形を崩さずにうつくしく口に運ぶことができ、また最後まできれいに掬いとることができるのです。
実はこのレンゲをはじめて手にしたときには、あまり深さはないし、本当に食べやすいのかな…?とすこし疑ってしまったのですが、その疑念は実際に使ってみるとすぐに覆されました。
このレンゲが我が家にやってきてから、その使いやすさの虜になり、ついついこのレンゲばかり使ってしまっています。
こちらのSサイズは、特にデザートやスイーツ、アイスなどにおすすめ。
しっかりとしたお作りなので、冷凍庫から出したばかりの固いアイスクリームでさえも、安心感をもって掬うことができます。
また、個人的にはパンにジャムやコンフィチュールを塗る際の、掬う・塗る というふたつの動作にも最適なのでお気に入りです。
まるでアンティークのような風合いを持ち、食べる姿を美しく見せてくれる竹俣さんのレンゲは、テーブルの上に置いたときの存在感も格別。
丁寧にゆったりと、優雅なおうち時間をたのしむのにぴったりのカトラリーです。
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【 サイズ 】
長さ:約125mm
重さ:約14〜1g
【 素材 】
ステンレス
【 取り扱い 】
食器洗い洗浄機 △ (手洗いがおすすめ)
【 ご購入時の注意 】
ひとつひとつ手作りでつくられているため色合いや形などもすべて個性があります。これも手仕事の味わいとして愛でていただけると幸いです。
【作家プロフィール】
竹俣勇壱|Yuichi Takemata
1975年金沢生まれ。彫金師としてオーダージュエリーを手掛けながら、カトラリーなどやうつわなどの日用品の制作にも取り組む。伝統や手工芸といった枠にこだわらず『自分がいいと思うものづくり』をしている。